第一話「気をつけろ。あそこはファズが出てくるぞ。」そんな忠告をしり目に、ぼくはエフェクターを求めて深い森の奥に足を踏み入れた。
「そろそろエフェクターを買おうかな……」
と思っている今日この頃でございます。
【汎用ACアダプター付】ERNIE BALL アーニーボール #6183 Expression Overdrive オーバードライブ
- 出版社/メーカー: ERNIE BALL
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↑ ERNIE BALLのアコギ弦の袋の中からこのエフェクターの宣伝が出て来ました。
ERNIE BALLってエフェクター出してたんだ……
っと筆者が驚き戦き歓喜感謝したことを覚えています。
ERNIE BALLが主にギター弦のメーカーって事知らないと別にそうは思わないんですけどね笑
こちらのペダル、オーバードライブとボリュームペダルが組み合わさったものらしくて筆者は今現在狙っています。
さて、おーばーどらいぶ??
ぼりゅーむぺだる?????!?!?!?
となってる方もいるかもしれないので御託はいいので簡単に説明しましょう。
→をシールドと見立てて、
まずアンプ側から順に考えます。
アンプ→ギター
邪魔なものは何も無い最もシンプルな繋ぎです。
シンプルに見えて一番上級者向けだと思います。筆者には無理です。
というのも、エレキギター初心者セットの中の、弦を貼ったギター、アンプを接続すれば音だけは出ます。
ちょうどこの繋ぎですね。
しかし良い音を出すにはアンプのツマミを細かく調整し、良い機材本来の旨味を引き出す必要があります。さらに弾き手の腕前が素直に反映されるので、1番難しいかと思います。
試しに良い機材で試して見てはどうでしょうか?
筆者には無理です。
そこでこの間にエフェクターを繋いでいきます。
特に、「エフェクターを繋いでるから、あいつは下手くそなんだ」
とか言うことはありません。
単純な好みの問題です。
・オーバードライブ
↑ ご存知、BOSSのOverDrive.
THE・オーバードライブ代表と言ったらこれです。
伝統的な老舗の色褪せない(??)オーバードライブの音色が聞けます。
オーバードライブはギターの音を歪ませるものです。
ご存知、BOSSのDistortion.
THE・ディストーションと言ったらこれです。
伝統的な本場BOSSの色褪せないディストーションサウンドになります。
ディストーションはギターの音を歪ませるものです。
・ファズ
↑ ご存知の方もそうでない方も、安定のJIM DUNLOP.
この青いファズフェイス、あのジミーヘンドリックスが使用していた音を再現しております。
ファズ湖という観測水深約10,920m(約1マリアナ海溝)のそれはそれは深い底なし沼の入り口には、この顔の案内人が突っ立っています。
ファズフェイスの音が気に入れば意を決して沼に飛び込みましょう。
ファズはギターの音と奏者の性癖を歪ませるものです。
「いや……どれも一緒やないかい!」
その通りです。(せやろか?)
この三つ?のものはただのメーカーの呼び名であり、
楽器界 弦楽器門 六弦楽器亜門 ギター網 ハヤブサ目ハヤブサ科ハヤブサ属
:ホワイトファルコン ↓↓↓
というようには明確には区別できません。
……それでは困るので独断と偏見と思い込みとイメージで大まかに自分の中で区別をしましょう。
オーバードライブはやさしめな歪みです。
J-popなどちょっとだけ歪みが欲しいときに添えてやりましょう。
いや~この適度な歪が一番使いやすい。
歪みというのはこんな程度で……い
……まあクリーンとの区別がつかない毒された筆者には全然物足りませんが。
いや、こんな生ぬるいのじゃあ、gain(歪の調整つまみ)MAXにしても物足りないわい。
という皆さんには
ぜひディストーションを。
カマしてやりましょう。ロックンロールを。
激しめの曲や、Rockからメタルまではおおむねカバーできます。
ただ繋いで楽しむには最低でもこの程度の歪みは欲しいところです。
正直、実用的なのはここまでです。
チューニングをドロップDかそれ以下に下げてテキトーなパワーコードを弾いて楽しみましょう。
それでもまだ歪みが足りない?
手の震えが止まらない?
という方は
いよいよあいつをキメましょう。 ※イメージです。
ファズは一部の曲の一部分には使える。
が基本的にキメたくなったらとことんキメまくる。 ※イメージです。
そんなエフェクターです。
ファズに実用性を求めるのはナンセンス極まりないことです。
オーバードライブからやり直して来てください。
三日三晩ファズをキメ続けたうつろな目のあなたはもう普通の歪みには戻れません。
オーバードライブどころか、ディストーションの歪みすら手緩いと感じます。
いやもはやあんなもの歪みですらありません。 ※イメージです。
クリーントーンです。
ここまできたら手遅れですね。
そんなあなたにはマリアナ海溝よりも深い、底なしのファズ沼が待っています。
トーンベンダー「ようこそ。」
~続~